春のキス 


笑い転げるきみ

涙が出そうなぼく

きみに手を振り、嬉しくてスッテンコロリン

それでも

「大丈夫?」と見上げるきみの目

映る空

涙も止まってキスしたい


手を繋ごうとしたら、

不意に現れるきみの友だち

そらされた手のひらを

友だちに向ける

悔しいタイミング

ぼくの手はスイミング


笑顔が眩しくて

手をかざせば

伸ばしたきみの手は空をきり

ぼくの腕をかすめてる

なんて間の悪い

どうして間抜けな

ぼく、ぼく、ぼく


それでも

うつむくぼくのほほに

きみがくれた春の唇
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桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
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ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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