あなたの季節 


透き通ったグラスについた雫が落ちる

爽やかな顔で

冷たい炭酸を飲み干す

暑い夏の日差しを

微塵にも感じさせない

あなたのまわりには

特別な季節が降りているの?

立ち上がると

とたんに柔らかな涼風

わたしはハンカチを握りしめて

後に続く

日に焼けた表情は

風の通り抜けた高原の匂い

夏に愛されているのにあなた

夏を感じさせないのはなぜ?

ちがう

わたしの中にいるのは

うっとおしくて暑い季節

ああ

でもそれは

わたしがあなたを想う気持ちが

こんなにも

陽炎のように揺れているから

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桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
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ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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