守る命 

    小さな命がたくさん消えていって

      細かい砂粒になって

        風にさらわれて跡形もなくなってしまう

      子供の頃に飼っていた

        タンポポ色のひよこのピーちゃん

      お父さんが買ってくれた

        ハムスターのハムちゃん

      知り合いのおじさんが持ってきた

        空色の小鳥のラッキー

      幼稚園の縁日で取った

        ザリガニのザッちゃん

    消えていった小さな命たち

    
    大きな命だって僕の前から

      どこへ行ったのだろういなくなってしまった

    夏の庭で花火をしたね、おじいちゃん

    優しかったおばあちゃんのお兄さんだったおじさん

    お小遣いは大判ふるまいのおばあちゃんの弟おじさん

    そして、いつでもトップスのケーキを持ってきた

    大好きなおばあちゃん

    泣いてるママを守ってねって

    大勢の人が僕のあたまに手をのせた

    

    僕は僕の大切な人たちを守れるのかな

    精一杯に「任せてね」

      って笑って見せる

    それだけで、周りの人たちが笑顔になるんだ

    心の中は悲しみで一杯なのに

    だけど、僕には

      守らなくちゃならない人がいる

    泣いてなんかいられないんだ

    これから、たくさんの人を笑顔に

    大勢の人を幸せにする為に

    う~んと背伸びをした

    空に向かって

    大きくなって行こう

    

    

      
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桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
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ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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