魔法 

不安が嵐のように襲ってくる夜

暗闇の中で光を探すように

言葉に出して言ってみる

「だいじょうぶ」

未来が見えなくなって

頭の中が煙に巻かれて

窒息してしまいそうな夕暮れ

胸に手を当てて呟いてみる

「幸せがすぐそこに来てるよ」

悲しみに埋もれて

希望の欠片も見当たらない

太陽の光が眩しい午後

顔を上げて明るいほうに向かって

目をつぶり声にならない声をあげる

「すぐに明るくなるよ」


そうやって

自分に魔法をかける

そうすると

本当に魔法は

どこにでも転がっていて

気づいた人のもとにやって来る

あらこんなところに落ちてたなんて

気づかなかった片隅に

誰にも目にとめられず

隠れていたなんて

そうして

いつでも

私の見方になってくれる
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桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
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ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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