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 夜空におやすみ 

きみは嘆き悲しむ

人なんて信じられないと

嘘で固めた言葉に真実を見失い

心なんてないんだと

本当は信じたいのに

触れ合いたいのに


ホントだね

人は醜いね

人間って汚いね

自分の事ばかり考えていてさ


きみは苦しくて空を見上げる

その空は星で輝き

手を伸ばせば届くようなきらめき

遠い何かを思い出したかい?

忘れていた真実に気がついたかい?

そうだよ、嘘の裏側にある不安

手を伸ばした時の震え

表面がすべてじゃない

目に見えることが真実とは限らない

本当は知っていたって?

そうだね、たくさんの人に紛れて

わかっていた事さえ見失うよね

だけど、やっぱり人間が好きだろう?

だから信じなくちゃだめなのかもしれないね

温もりは心を膨らませるよね

それがとっても心地いいんだ

夜空はもうじき明るくなるよ

悲しい涙をふいて

笑顔で伸びをしよう

お月様におやすみを言って

お日様におはようって言おうよ!





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 突然、夏の日に 


池の水がポチャリ

太陽はサンサン

夏空ギラギラ

蓮の葉の水玉がコロコロ

耳元に聞こえるはゴロゴロ

遠い空に黒い雲がモクモク

迫りくるピカピカ

きみの手を握りドキドキ

走る二人にポツリポツリ

そのまま変わるザーザー

木陰に二人息がハーハー

ずぶ濡れの顔見合わせてケラケラ

したたる雨粒ポツリポツリ

きみの濡れた髪をかき上げてキス

 権力者 


時の権力者は笑う

誰もかれもちょろいものだ

真実はあってなきもの

この世のすべては意のままさ

思惑だらけでできている

私利私欲?

当たり前だ

誰も自分が可愛い

自分さえ楽しければそれでいい

この為にのし上がってきた

下げたくない頭を下げてきた

矛先がこちらを向けば変えればいい

簡単な事

誰が私を止められようか

誰に変えさせようか

怖いものなど何もない


ただ、ただ

自分の血を分けた者だけには

嫌われたくない

それ一点が不安なのだ



 ナイトスカイ 

niwa2.jpg

「ナイトスカイっていう名前だって」

「うわぁ、本当に夜の空みたいね」

ぼくは夢見た

夜の星が輝く中

きみと二人

星になって空をかけるんだ

それでもぼくは空の星より

きみの笑顔が見ていたくて

太陽が沈んでゆく空より

隣を覗き見る

「こら!夕日がきれいだぞ!」

怒った表情も可愛いよ

本当に二人何にもない中

漂っていたい

夜の星がもうすぐ光り出す

そうしたらきみの手を握りながら

好きだって言おう

大好きだって、そう大きな声で

ゆっくりと沈んでゆく太陽は

ぼくに、頑張って!と

エールを送るようにさえ思える

ゆっくりと夜の蒼が二人を包んでゆく

今宵はぼくの記念日になるだろうか

ナイトスカイ





 『番台でおぼれて』 2 


『番台でおぼれて』全五話

pixivで連載を終えました。

このお話はもともとあった二つの物語を一つにしたものです。

沙由紀と葉月、ふたりと不思議な出来事。周りの人たち。

お時間がございましたら、覗いていただけると幸いです。



 春のキス 


笑い転げるきみ

涙が出そうなぼく

きみに手を振り、嬉しくてスッテンコロリン

それでも

「大丈夫?」と見上げるきみの目

映る空

涙も止まってキスしたい


手を繋ごうとしたら、

不意に現れるきみの友だち

そらされた手のひらを

友だちに向ける

悔しいタイミング

ぼくの手はスイミング


笑顔が眩しくて

手をかざせば

伸ばしたきみの手は空をきり

ぼくの腕をかすめてる

なんて間の悪い

どうして間抜けな

ぼく、ぼく、ぼく


それでも

うつむくぼくのほほに

きみがくれた春の唇


 春は霞 


街路樹がけむっている

まっすぐに伸びた大きな通り

あれは、何年か前に植えられていた苗木

今、わたしの目の前に

枝と枝の間に

エネルギーと希望のオーラをまとい

ぼんやりとたたずんで

もうすぐだね

待っているんだね

ぼん!と世界に飛び出すのを

それは、気がつけば

いつなのかわからないくらい突然で

やって来る瞬間が

待ち遠しい

風がやんだね

匂いが変わった

どこからともなく

瞬きだす

桜の妖精たち

 『番台でおぼれて』 

pixivで小説をアップしました。

『番台でおぼれて』

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7924264

です。

よろしかったら、お立ち寄りくださいm(__)m



 「東京タラレバ娘」缶みかん 


 テレビのドラマを見ていて、とっても不思議に思いました。

 「東京タラレバ娘」というドラマです。

 ドラマの中で風を引いた彼が『缶みかん』を食べるシーンがあり

 あれ?と思った次第で。

 実は、今連載している小説の中、3月11日にアップ予定だった中に

 主人公の女の子が風を引いてパパに缶みかんをもらって食べるシーンが

 あり、へ~~~と思いました。

 わたしが小さい頃になぜか熱を出して、回復まじかになると

 缶みかんが食べたくなるのです。

 そんな人ってまれだと思っていたので、びっくりです。

 しかも、こんなに同じタイミングで。

 自分がたまたま見ていたドラマで。

 なんだか、どこかリンクしているものがあるのかなぁ~と

 不思議、&びっくり、です。

 もうすぐ、連載も終わりになります。

 「直球ガール、変化球ボーイ」

 自分の中でも笑ったり泣いたりしている女の子たち、

 そっけない男の子たちがいます。

 良かったら、お立ち寄りください。

 一人荒海に立つ 

荒波の中にいる

   荒れ狂う波しぶきにあおられて

      息もできないくらい

身体中にまとわりつく水の精

   薙ぎ払い戦い押し返す

      ただ生きているだけの命

夢や希望という名の生きる糧を

   どこかに探し出そうともがく

      荒れ果て傷つき血を流し

それでも、今なお生きようと顔を上げる

   諦めるという選択肢、逃げ出すという回り道

       先に進む以外の道は簡単だ

何度も繰り返し一歩を出せずに

   顔をゆがめ後方を顧みる

       静かな海が広がっているのが見える

ああバカだなぁと一人笑ってみても

   肩を叩いてくれる友はいない

       それを勧めて許す親も兄弟もいない

(△お好みの文字サイズになるまでクリックしてください)

桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
woman

ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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