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 風よ吹け! 


僕たちの未来は誰が決めるんだろう

おとなは皆自分の利益ばかり

人は生まれ年老いて去ってゆく

新しい命は

ささやかな希望を胸に秘め

この世に訪れる

だけど

目の前の世界が必ずしも

素晴らしいものだとは限らない

自分の生きたいと思える世界が

拡がっているとは限らない

それを作っているのは

かつて、子どもだったおとな

自分の利益?

己の保身?

かつて希望に満ちた瞳をもっていただろう

子ども時代

世界はきっと魂でできているんだよ

汚れた命は色を失い

清らかな物さえ見えなくなるんだ

そうやってこの世界が

色の染まって

先の見えない空気に満ちてゆく

ああ、吹き飛ばす風よ

この世界中に漂う

灰色の薄暗いよどんだ息を

どうか

もとの色のない

先の見通せる

希望に胸ときめかせる

星にしてください

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 つづけ 


鏡の向こう

違う世界

こっちとは真逆の世界

そんな世界があったらいいな

何にも考えずにきみは呟く

真逆って

大好きが大嫌いになるの?

それは嫌だな

僕はふくれっ面になって答える

きみは笑いながら

それもそうだねと転がっておかしそうだ


羽が生えてどこでも行けたらいいな

きみは空に向かって手を伸ばす

本当にどこかに飛んで行ってしまいそうで

慌てて、きみを抱きしめた

声をあげて、きみはぼくにキス

僕は今

手のふれるところにきみがいる

そんなこの世界が続く事を願っている

いつまでもいつまでも





 僕の味方 


恋の歌

夢の話

遠くまで続く道

どこにも行けない僕の足元

拡がる草の根

からまる影と光

きみは何の疑いもなく

僕を追い詰めて

知らない目線を

送り放ちやがてそれは強く僕を射抜く


ああ、気づけばここはどこなんだろうね

僕は何がしたくて

きみはどうしてこんな僕と一緒にいるの?

呆れたように優しい瞳

背後から襲いかかる獣みたいだ

行く当てのない旅

堂々巡りの頭の中

いつだっていつだって

きみは僕の味方なのに



 歌 若い才能へ 


声聞きリズムで

手を開き

心開けば

風が吹く

あなたの音が

耳からこぼれ

肩に落ち

宙に舞う時

立ってる大地が無に変わる

ツゥララ

軽やかステップ

顔上げ見つめりゃ

射抜く光、影

                       気になるあなたのたどる道

                       軌跡は何色、どんな模様?

                       揺れる真っ直ぐなカタクナ

                       ハートは何処に

                       柔らかいモヤモヤはどこ?

                       いつか、傍ら花吹雪

                       揺れてフラフラ

                       たゆたう繭玉

また会いましょう

その日まで、

このモヤモヤは大切に

取ってるからね

 どうして 


小さな子どもが聞いた

透き通った瞳を真っ直ぐにこちらに向けて

「命って大切なものなの?」

ああ、そうだよ

当たり前のように答える

陽の光に眩しそうに

目を細めてもう一度聞く

「命が助かるって、嬉しい事なの?」

答えるまでもなく頷いた

「喜ばない人もいるよ」

矢継ぎ早に質問が続く

「悪い事をした人は、生きてる資格はないの?」

言葉につまり眉間にしわがよる

「人は何のために生きてるの?」

質問は難解になってゆく

それはね、それを知りたくて

わからないから、いろんな経験をして

知らない世界を知ろうとするんだよ

「人を殺した人は生きてちゃいけないの?」

それは、

なんて答えよう

澄んだ声で、笑う

「戦争って、人を殺し合う事なの?」

そうだ

戦争は人を人が殺し合う事

それは経験したことのない

きっとどうか、経験したくない事だ

「どうして、悪い事なのに大人はするんだろう?」

透明な矢に真っ直ぐに射抜かれる

透明でどこまでも澄んだ瞳が

笑う

 滝の音 


水しぶきがあがり

抜けるような空の音

耳にこだまする空中に浮遊する水玉

何もかもが不可思議な世界

ここは、どこなのか

そして僕は誰なのか

碧いのは空なのか水面なのか

人生は続いているのか

終っているのか

ただ、細胞の一つ一つが

空中に漂っていて

力を込めないと

地面に足がつかないし

目の前の木の枝さえつかむことができない

だけど、云える事

まだ命は燃えている

目の前の滝は

空の彼方から地球の中心まで

流れ落ちている

そのどこかに

引っかかるようにして

僕は生きる気力を

振り絞ろう

 日が暮れるまで 


物憂い気持ちは

いつになく抜けた青い空に

まじりあって

けだるい想いは

すがすがしい程の秋風に

一緒に踊る

生きてるのが

だるくて

うっとおしくて

なんにも心動かない日は

自然と遊ぶ身体の中身が

気持ちいいだけ

遊びたいだけ遊ばせて

知らぬ間に訪れた秋の気配が

少しづつちょっとだけ

あたしの中身を

変えてゆくのを

感じながら

色ずく落ち葉と金木犀の香りに

包まれて

このまま座っていよう

日が暮れるまで

 死というもの 


生きるという事

死ぬという事

相反する場所にあるもの

でも実は一緒のところに位置するもの

死があるから生きてる

生きてるから死が訪れる

その事実を前にして

人間はちっぽけな物で

曲げられない事

裏切らない事

確実な事

思い起こすと胸が痛くて

涙が溢れるけど

そうして人は

繰り返してゆくもの

どうしたって人は一人になり

最初と最期は自分一人なんだ

この世に生まれて

胸の痛みを知り

高鳴りを感じ

そうして、枯れてゆく

地上にあるあらゆるものが

そうして生きている

だから、わたしたちも

その一つとして、凛とした立ち姿を

示さなくては

いけないのかもしれない



 涙しています 


人の感情は計り知れないですね

表面上は笑っていて

それでいて、心の底は

妬み恨み陥れようと企んでいる

誰しも持っている感情なのかな

だとしたら、それに火をつけないように

生きるのが得策ですか

人は信じてはいけないのですか?

人を好きになって

自分の気持ちを表に出してはいけないのですか?

わたしは助けたい

愛したい

それが迷惑だと言われても

だけど、たくさんの人々の中で

生きる術は、そうではないのかな

人が心の底に持つ感情は

隠れていて

簡単には表に出ない

わたしは全然知らない人の手の温もりに

助けられたことがあります

「大丈夫だから」

そう言って強く握られた手の温もりは

たぶん生涯忘れる事はないです

それを心の火として

生きていきたいと思っていた

ああ、わたしは

どうやって生きて行けばよいのでしょう

 いじめ 


心の中でせめぎ合い

戦う心と背ける心

いつでも

二つは揺れ動く

戦いたいの?
自問自答

このままでいい?
首をかしげ悲しい顔

どちらも
きっと傷はつく

それでも
心はせめぎ合う

何が正しい?
何が本当?

今でも傷ついた心は胸から血を流しているのに

もう一度傷つきたいの?

それじゃあ、巡る気持ちはふさがれる

いつになっても堂々巡り

心の傷は乾かない

心の中でせめぎ合い



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桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
woman

ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

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