FC2ブログ

 死というもの 


生きるという事

死ぬという事

相反する場所にあるもの

でも実は一緒のところに位置するもの

死があるから生きてる

生きてるから死が訪れる

その事実を前にして

人間はちっぽけな物で

曲げられない事

裏切らない事

確実な事

思い起こすと胸が痛くて

涙が溢れるけど

そうして人は

繰り返してゆくもの

どうしたって人は一人になり

最初と最期は自分一人なんだ

この世に生まれて

胸の痛みを知り

高鳴りを感じ

そうして、枯れてゆく

地上にあるあらゆるものが

そうして生きている

だから、わたしたちも

その一つとして、凛とした立ち姿を

示さなくては

いけないのかもしれない



スポンサーサイト

 涙しています 


人の感情は計り知れないですね

表面上は笑っていて

それでいて、心の底は

妬み恨み陥れようと企んでいる

誰しも持っている感情なのかな

だとしたら、それに火をつけないように

生きるのが得策ですか

人は信じてはいけないのですか?

人を好きになって

自分の気持ちを表に出してはいけないのですか?

わたしは助けたい

愛したい

それが迷惑だと言われても

だけど、たくさんの人々の中で

生きる術は、そうではないのかな

人が心の底に持つ感情は

隠れていて

簡単には表に出ない

わたしは全然知らない人の手の温もりに

助けられたことがあります

「大丈夫だから」

そう言って強く握られた手の温もりは

たぶん生涯忘れる事はないです

それを心の火として

生きていきたいと思っていた

ああ、わたしは

どうやって生きて行けばよいのでしょう

 いじめ 


心の中でせめぎ合い

戦う心と背ける心

いつでも

二つは揺れ動く

戦いたいの?
自問自答

このままでいい?
首をかしげ悲しい顔

どちらも
きっと傷はつく

それでも
心はせめぎ合う

何が正しい?
何が本当?

今でも傷ついた心は胸から血を流しているのに

もう一度傷つきたいの?

それじゃあ、巡る気持ちはふさがれる

いつになっても堂々巡り

心の傷は乾かない

心の中でせめぎ合い



 昇る~愛しい人へ~ 


人生の一大イベントってなんだろう

どこがぼくの人生のターニングポイントなのかな

それは長い長いレース

いやいや、ハイキング

ちがうちがう、登山かな

ゴロゴロした岩肌を慣れない足取りで

注意深く登ってゆく

一休みも二休みも

時に応じて一晩過ごす事さえ


確実なのは

金色に輝き日は昇り、世界を赤く染めながら沈んでゆく

目指す目的地は頂上なのか

中腹にある景色のいい場所なのか

それを決めるのは

他でもないぼくで

コーヒーブレイクで眺める景色は

綺麗な時ばかりじゃない

不安が渦巻いて先が見えない事もある

それでも、命ある限り

肺に酸素が流れ込む限り

濾過した気持ちや心を

吐き出しながら

生きる



 畑にて 

泥だらけになって

あなたは笑う

強い日差しの中

白い歯を見せながら

手に着いた土は暑い日差しに

もうすでに乾いており

この夏の凄まじい暑さを物語っている

「夏は暑いもんだ」

たいした事ないという表情は

いつもの夏と変わらないまま

それでも

命を削っている

削って生きてる

そんな事言って笑う

生きているという事の

凄さを見せてくれる

畑の中で太陽に手を伸ばして

おおらかに笑うのは

力強くいきている証なのですね



 雨音とダメダメ 


またこんな事を繰り返してる

ダメな僕は

やっぱりダメダメなきみに

怒りをぶつける

一緒にいてはいけないんだね

雨の音が二人の間にこだまする

タンタンと軽快なリズムになり

そして雨音だけの世界が訪れる

音を消してきみの顔を覗き込むと

同じ思いでいるのがわかる

ダメダメは消し去ろうか

ダメな僕は雨に流れて消えるだろうか

音の亡くなった世界に

言い争いはないんだね

それじゃあ、僕はきみの事が

大好きで

きみは僕の事、好きでいてくれる

そう思うだけで

笑顔になれるのは

雨の音が

傷つける言葉たちを

溶かして

そうして、後に残るのは

柔らかい気持ちだけなんだね

目をつぶって雨音にお礼を言おう

ありがとうって



 喧嘩 

midori.jpeg

心地よい朝

みどり濃いテラスでお茶

変わらない物などないって

わかっている

こうしている間にも

時間は流れ

過ぎ去ってゆく

過ちもたくさんあったし

後悔だってたくさんした

だけど、今

こんなに美味しい空気をすって

香り良いコーヒーを前にして

生きていることに感謝している

きみを傷つけたのは

どんな言葉だったか

今はもう頭から消えてしまった

夕べベッドの中で泣いた涙も

乾いて、いっそすがすがしいくらいだ

罪深いのかな

そんな気もしてる

でも、きっと

きみもここに来れば

仲直りできるような気さえ

してるんだ

 チョコレートと飴玉 

tabi.jpeg

むかし、とても可愛がってくれた隣のお姉ちゃんがいた

あたしのことをとっても可愛い可愛いっていって

頭を撫でてくれて

ポケットからチョコレートを取り出して言った

このチョコレートは魔法がかかっているんだよ

いじめられて泣いていたあたしは顔をあげる

嫌な事が何でもない事に変わるんだよ

チョコレートを口に含むと

不思議に涙は止まっていた


飼っていた子犬が死んでしまった時に

お姉ちゃんは七色に色が変わる飴玉をくれた

魔法がかかっているの?

幼いあたしは不安な瞳で見つめた

そう、悲しい出来事を

これから訪れる楽しい出来事の種に変えてくれるの

あたしの不安は期待の光に変わった


いつしか、お姉ちゃんはいなくなり

そんな出来事も記憶の彼方に通り過ぎていた

それでも、最近不思議な事に

お姉ちゃんの声が耳元で聞こえてくる

忘れ去っていたお姉ちゃんの笑顔が

脳裏によみがえってきて

あたしは

チョコレートやら飴玉やらを

口に含んで空を仰いでいる

 今年の桜 

kotosinosakura.jpeg

今年も桜が咲いた

最近、桜の種類も多くなったね

薄い消え入りそうなピンクから

濃い色鮮やかな桜の花まで

きみは、もう空なんか見ないって泣いたね

それでも、桜を見上げて笑った

その笑顔だけで

もうなんにも要らないなって思うんだ

消え入りそうな伏せていた瞳

その瞳に明るく桜が映りこんでいるよ

そんなに可愛らしい笑顔には

お目にかかれないさ

桜の先には青い空が広がっている

桜を通り越して

きみは、今空を見上げているんだよ

そして、もっともっと高い所まで

手を伸ばしても届かないくらいの空間に

あるはずの未来までも

 春の使者 


風に舞う

 その歌声に耳を傾けて

空高く

 その勢いに胸打たれ

やって来た君たちは

 自分の存在が誰かを勇気づける事を知っているだろうか

長い時間

 待ちわびた気持ちを抱かせ

ずっとその先を

 思い描かせる

翼の力と

 生命の力強さ

二つを併せ持つ

 空に描く曲線

わたしはね

 まだここにいるんだ

またお会いしましたね

 来てくれてありがとう

熱くなる想い

 胸の高鳴り

それは渡ってきた君たちが

 わたしにくれたプレゼント

手を伸ばして空高く

 礼を述べよう

春の使者たちに

(△お好みの文字サイズになるまでクリックしてください)

桜咲 やよい

Author:桜咲 やよい
woman

ところどころに緑の点在するまだまだ田舎っぽいところに住んでいます

QR